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マンション販売のモリモトが民事再生法申請 負債総額1615億円

都心部で特色あるマンションを販売していた東証二部上場の準大手マンションデベロッパー『モリモト』が、先週金曜日の午後、民事再生法の適用を申請した。上場企業の倒産は今年31社目。

開発物件の売却予定先(REIT?)の資金調達が不調に終わったことが、資金繰り悪化の原因と説明している。

11月14日の金曜日に予定していた中間決算発表の延期を行ったことから、先々週の18日から21日まで毎日ストップ安が続き、てっきりその週末に倒産かと注目していた。

ところが先週はパシフィックHDへの中国資本注入のニューズに浮かれたのか、理由のないユーフォリズムが新興不動産セクター全体に漂い、モリモトの株価も少し戻したりしていた。

木曜日の深夜に、モリモトのREIT運用子会社を大和ハウスに売却するというニュースを好感したのか、金曜日はストップ高で寄り付き、後場もストップ高価格での買い気配で終えた後、17時に突然の民事再生法申請のIRが公表された。

申請を決めたのは、新日本監査法人が監査意見を出さなかったことらしいが、他の会社の様に監査法人を変えるなと、もう少しジタバタしても良かったのではないかという気もする。

大和ハウスは金曜日の民事再生法申請を知っていたのだろうか。どうせ子会社を買うのであれば、親が潰れてからで十分ではないか。果たしてこの取引は認められるのであろうか。認められない場合、REIT『ビ・ライフ投資法人』への影響は無いのか。

それにしても、このモリモトという会社、上場こそ今年の2月だが、1983年の設立以来25年間着実な経営を続けてきた会社。念願の上場を果たした途端に破綻とは悲しい。

大和証券の支援がご破算となったパシフィックHDの新たなお婿さん候補として、中国の不動産会社が浮上した。仲人は産業再生機構OBが設立した㈱経営共創基盤。

㈱経営共創基盤が50万円を出資して設立した『㈱中柏ジャパン』に、中国の大手上場不動産会社等が資金を提供し、12月19日に6.5億円の第三者割当増資を引き受けることになったとか。

㈱中柏ジャパンは、その後12月26日に270億円の無担保普通社債と、来年2月27日に470億円のA種優先株式の引受けも予定しているとのこと。

同社が筆頭株主になった時点で、高塚社長に代わる社長と定数の半分の役員を送り込む。送り込まれるのは㈱経営共創基盤の関係者かもしれない。

株式会社中柏ジャパンによるパシフィックホールディングス株式会社への
資本参加等についての投資契約書の締結に関するお知らせ

中柏ジャパンの『中』は『中国』という意味だろう。『柏』とは中国の建設会社の頭文字だろうか。『柏油路』と書いてアスファルト道路の意味だから、中国の道路建設会社が絡んでいるのかも。また、中国には『中柏』と書いて『Jumper』と読ませるコンピュータ会社もある。

それとも単に『パシフィック』の『パ』の当て字かも。

㈱経営共創基盤が仲人に立つのだから、中国側出資者の素性は悪くはないのかもしれないが、中国の不動産業の現状を考えると、決して楽な経営状態ではなかろう。

6.5億円出資して、いざ花嫁の素顔を明るい所で見たらびっくりして、次なる普通社債等の引き受けを止めるかもしれない。

プレスリリースにはちゃんと、「中華人民共和国から資金拠出に必要な許認可を得ていること(親が結婚を承諾すれば)」との条件が付いているところが、微妙である。


中国、アリコへ出資交渉

中国の政府系ファンドである中国投資有限責任公司(CIC)が、AIG傘下の生命保険会社『アリコ』に49%を上限とする出資の交渉を始めたことが明らかになった。

新聞記事の中で目にとまったのが、AIG (American International Group) の創業地が上海であったという部分。

AIGのHPにはこう書いてある。


誕生、1919年上海にて

今日のAIGの礎を築いた創業者はコーネリアス・バンダー・スターです。カリフォルニア出身のスターはいわゆる「起業家」でした。十代ですでにビジネスを始めていた彼は、アメリカの地に飽き足らず、夢を求めてアジアへと旅立ちます。1919年、東京経由で上海に降り立った彼が持っていたのは、ポケットの中の330円だけ。当時、東洋のパリと呼ばれ繁栄を極めたこの上海で、27才のスターは小さな損害保険の代理店を開きます。American Asiatic Underwriters(AAU)。これが今日のAIGのはじまりでした。

まもなくスターは生命保険事業にも着手。当時上海に進出していた西欧の保険会社がだれも手をつけなかった、「現地の中国人向けに生命保険を売る」ビジネスとして、Asia Life Insurance Companyを設立しました。

中国人に初めて生命保険を売った外国の会社が、中国人に助けられる(足元を見られる?)という因縁めいたお話?

ディックスクロキ会長「不動産市場の悪化、予想超えた」 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

これで今年の上場企業の破綻数が戦後最多の28社に並んだらしい。

ディックスクロキは増収増益を続けていたそうだが、仕込んだ不動産の売却先が消えてしまったことや、マスターリースが逆ザヤとなり、資金繰り破綻することとなった。

今の世の中キャッシュの有る無しが全て。

REITが新たに物件を取得できなくなり、ディックスクロキ(上流)-パシフィックHD(中流)-日本コマーシャル投資法人(下流)という流れが糞詰まったのが原因の一つらしい。

29社目は昨日IRを頻発したあそこかもしれない。

asahi.com(朝日新聞社):新生銀行、八城会長が社長復帰 ポルテ氏は退任 - ビジネス
新生銀のポルテ社長が退任、後任に八城会長が復帰=関係筋 | ビジネスニュース | Reuters

昭和32年生まれのポルテから昭和4年生まれの八城氏に再びバトンが渡される。

大規模掲示板に書かれた「9回裏ノーアウト満塁ノーストライクスリーボールでのワンポイントリリーフ」とは言い得て妙。

二線級のピッチャーに続投を命じた監督(J.C.フラワーズ)の采配ミスだが、八城氏に残された時間は少ない。


毎朝の通勤ルートである千代田線乃木坂駅西口から六本木通りに通じる道沿いに、COI六本木ビルという建物がある。

テナントにはウォルト・ディズニー・ジャパンなども入っているビルで、クリード・オフィス投資法人というREITの物件の一つの様だ。

このREITの投資口価格(株価の様な物)を見て驚いた。1ヶ月前には18万円位だったのが、今じゃ3分の1の6万円位に落ち込んでいる。

Yahoo!ファイナンス - 8983.t

1ヶ月前にはニューシティ・レジデンス投資法人というREITが民事再生法を適用申請したが、それと直接関連しているとは思えない。

クリード・オフィス投資法人は、10月30日付けの「借入金の返済に関するお知らせ」というプレスリリースで、借入金の一部返済について公表していた。

12億円強一部返済して、借入金合計が717億円強になったということだが、借入先を見て慄然。ちゃんとした銀行からの借り入れが無く、リファイナンスが思いやられる。

31日には発行体格付けの引き下げにより、一部金融機関のダウングレード条項が発動し、スプレッドが次回金利決定日以降引き上げられるなんていうプレスリリースも出ている。

COI六本木ビルの看板も、早晩架け替えられるのだろうか。


新銀行東京への融資口利き、石原知事「当たり前」:社会:スポーツ報知

この記事が本当だとすると、石原都知事は絶対に言ってはいけないことを言ってしまった。

彼のことを大目に見てきた都民も今回だけは許さないだろう。

口利きだけであって、実際に融資の可否を判断するのは銀行だとでも言って逃げるのだろうか。

陳情の裏には必ず金の見返りがある。

この発言は新銀行東京と石原都知事にとって、命取りになるだろう。

昨日の朝、私のブログに『九十九電気』という検索ワードで来られた方がいて、何だろうなと思っていたところ、夕方になって、同社が民事再生法の適用申請をしたとのニュースが入ってきた。

秋葉原の有名パソコンショップ 九十九電機株式会社 民事再生法の適用を申請 負債110億円

同社は1977年からApple Computerの輸入販売を始めるなど、マニアにはよく知られた会社だった。

最近は自作PC用のパーツの販売に力を入れており、高田馬場店でも秋葉原同様の価格で買えることから、HDDやメモリーを良く買いに行っていた。

倒産のきっかけは銀行がローンを引いたことが原因らしい。薄利の商売を続けていたので、キャッシュが十分ではないと判断されたのか。

日本一安い価格でパーツを買えるショップだったので、店仕舞しないで欲しい。

日経平均26年ぶり安値 終値7162円、銀行株が急落

昨日日経平均株価は終値が7,162円まで下がり、26年ぶりの安値となった。

26年前の1982年と言えば、大学4年で就職活動をしていた頃。役所の待合室で見た新聞には、「商社冬の時代」なんていう文字が躍っていた。

大学の有志が集まった勉強会では、『レーガノミックス』をテーマに取り上げたりしていた。

初めてCDプレーヤーが発売されたのもこの頃で、ソニーの『CDP-101』という日本初のCDプレーヤーを買ったのを覚えている。

街には復活したザ・タイガースの『色つきの女でいてくれよ』なんていう歌が流れていた。

いまや26年の長寿番組となったフジTVの『笑っていいとも!』が始まったのも、この年の10月だ。

いやいや、懐古趣味に浸っている場合ではない。株価は更に下落しもっと昔の水準にまで到達しそうである。

証券会社には、ここがチャンスとばかり初めて株式投資をするような人が口座開設を急いでいる。

株価は下落しているが、ここに来て大型倒産のニュースがパタリと止んでしまった。株式投資を始めるなら、銀行の一つ二つが破綻してからでも遅くはないだろう。

東京新聞:株急落 止まらぬ 円急騰 一時1ドル90円台:経済(TOKYO Web)

先週末、ドル円相場は1ドル90円台という13年ぶりの高値をつけた。

個人でFX取引を行っている方々は、気が気ではなかっただろう。

為替ディーラーでもなければ、日中リアルタイムで為替相場をチェックすることはできないが、私はこんなページで為替をチェックしている。

Japanese Yen Forex Japanese Yen Fx Quotes Yen Charts Japanese Yen Broker Foreign Exchange

多少の遅れはあるのだろうが、まるでロイターの端末の様に取引が出会う度にチカチカと点滅するのが面白い。

為替相場にのめり込まぬよう、ご用心を。

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