昨夜は、銀座ブロッサムで行われた『桂米團治独演会』を聴きに行った。

前名の小米朝時代は、本人もその名前に引け目が無かったと言えば嘘になるだろうし、観客の方もどうしても一人前と見てくれない向きがあった。
ところが4年前の10月に大名跡の米團治を襲名して以来、あれよあれよと上方落語界を代表する噺家に変身した様な気がする。
持ち前の天衣無縫さに磨きが掛かった様な感じだ。やはり名前は大事だと思う。
週刊ポストにも先日記事が載っていた。
NEWSポストセブン|桂米朝の実子・桂米團治 積極的に父をネタにしファン喜ばす
今回の独演会のメインは『地獄八景亡者戯』。
一時間を越す大ネタだが、時事折々の話題が取り込まれるネタなので、何度聞いても楽しい。
三途の川の渡し船のくだりでは、観客の期待通り立川談志師匠などが同行者として登場した。
あの世の寄席では例によって「桂米朝、近日来演」のネタが登場する。
普通の噺家がやれば鼻につく程の大物芸人達に対する揶揄も、米團治師匠がやると何故か許せてしまう。
放蕩息子の若旦那が登場する噺をやらせたら、今師匠の右に出る噺家はいないだろう。
何せどこからが芸で、どこまでが地なのか峻別しがたいのだから。
本人もマクラで話していたが、もっと東京での公演を増やしてもらいたいものだ。









最近のコメント
by うっかりちゃっかり
by durian
by うっかりちゃっかり