インフルエンザが猛威を振るっており、学校閉鎖となった所もあると聞く。ニュースでは、A,B型のインフルエンザウイルスの薬であるオセルタミビル(商品名『タミフル』)の副作用がよく話題になる。
この薬は中華料理の香辛料として使われる『トウシキミ』の果実である『八角』を原料として製造されるそうだ。中華料理にこれが使われているだけで、本格度が増す様な気がする。

鳥インフルエンザが東南アジアで大流行した時、業者が八角を買い占めたので、中国の料理店が入手に奔走したというニュースを聞いた覚えがある。
この『トウシキミ』は日本の『シキミ(樒)』と近い関係にあり、果実もそっくりだそうだ。前者の果実が無毒なのに対し、後者は有毒で食べると死に至ることもあるという。だから『悪しき実』と呼ばれていたのが縮まって『シキミ』と呼ばれるようになったらしい。
仏事で『しきみ』が使われるようになったのは、焼香と同じく亡骸の臭い消しに使われたのが始めではないだろうか。
ところで、『八角』は肉や魚の臭い消しだけではなく、胃腸の働きを整えたり風邪を予防したりする効果がちゃんとあるらしい。インフルエンザに直接効くわけではないが、体調の管理に『八角』を使った料理は如何だろう。








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