株式会社アイデアルが自己破産を申請したとのニュースが出ていた。若い方はご存じないかもしれないが、今から40年位前に、植木等氏の「なんである、アイデアル」というキャッチフレーズのCMで、一世を風靡した洋傘の卸販売会社である。
先日放映された『ザ・ヒットパレード』というTV番組の中に、このCMも登場したばかりであるし、これから毎日雨の日が続こうというこの時期に、事業停止→自己破産申請をしたというのも何とも皮肉なことだ。
確かに雨をしのぐことさえ出来れば良いということならば、100円ショップに行くと、「えっ?これも100円なの?」と思うような、見た目は問題のない傘が売られている。
『冬のソナタ』が撮影されたという、韓国の春川(チュンチョン)の商店街を昨年訪れた時、突然の雨が降り出したので、やむなく一軒のお店に入って、皆で一本ずつ傘を買ったことを思いだした。
大した傘でもないのに、一本2千円近くしたので、「ああ、日本ならもっともっと安く買えるのになあ。」と思ったものだ。決して観光客価格ではなく、地元の人もその値段で買っていた。
最近毎日の様に夕方になると雨がパラついている。近所のスーパーで、いつでもカバンの中に入れておける、超軽量の折りたたみ傘を買った。たたむと丸ではなく、薄べったい長方形になるという優れ物だ。
成る程、まだまだ傘でも改良の余地はあるもんだとその時思ったが、そんな傘でも400円ちょっとで売られていることを考えると、アイデアルが立ち行かなくなるのも無理はないか。









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