公証人役場から戻ってきた同僚の米国人が、興奮気味にこう言った。「俺は次の仕事を見つけたよ。日本の公証人だ。」公証人役場でよほど驚く体験をしたのだろう。
公証人とは、法に基づき全国各地の公証役場で、公正証書の作成、定款や私文書の認証、確定日付の付与などを行う公務員である。その数は全国で500人強しかおらず、現職者が辞めない限り、新たに任命されることはない。
普段我々が利用するのは、契約証書が確かにその時、その場に存在したということを、公的に証明してもらうため、確定日付の付与をお願いする時や、委任状などが確かに本人によって作成されたことを、外国でも通用する様に認証してもらう時ぐらい。
でも実際行ってみるとわかるが、あっけない程(あきれる程)簡単な仕事である。書類の中身を一瞥し、ただ判子を押すだけ。こんな仕事で金がもらえるなら、誰でもなりたいと思うのだが、実は簡単にはなることはできない。
・任命される人のほとんどは、元裁判官、元検察官、元法務省職員である。
・定年は実質なく、現職が辞めない限り、新たな採用はない。
・週休4日である。
・年収は平均で3000万円程度である。
誠にうらやましい限りの商売だ。実際、こんな職業が今時存在するのがおかしな位だ。IT化が進んでいるのだから、ネット上で簡単に同じ目的を果たすことができるように思う。
だが、抵抗勢力の力が大きすぎて、そう簡単には既得権を手放すはずがないと言うことはわかるが、それにしても気楽な商売である。








結婚するときに戸籍抄本などの英訳が必要ということで私が英訳したものに判子をもらった覚えがあります。今思うと、確かに中身なんてそれほど見てなかったと思います。そもそも英語がわかる公証人だったのでしょうか?
週休4日で3000万ですか・・・・・・・・。どうなってんでしょう?