小泉首相は五つの政府系金融機関を一つに統合することが望ましいと明言した。乱暴な発言と聞こえるかもしれないが、初めから複数の存続に余地を持たせるのと、一つにするというのでは、大きな違いがある。
これらの政府系金融機関は、設立時には解散の時期が定められていたにもかかわらず、何だかんだと言って、監督官庁と一緒になってズルズルと延命、拡大してきたからだ。
ここで一度これら金融機関を各省庁の物から、まさに政府直轄にすべきだろう。そしてどうしてもその新設政府系金融機関の業務からはみ出す業務があるならば、その業務の必要性をよく再検討し、省庁系の金融機関ではない別の形での業務の遂行を考えるべきではないだろうか。
政投銀と商工中金は民営化するという。まさに新たな興銀、勧銀の出現だ。歴史は繰り返す。元開銀マンの竹中大臣が「単独で経営が維持できない場合、廃止することもある」との考えを表明した。元同僚がどの様な思いでその発言を聞いているのか興味深い。








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