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出版社が衆議院解散と総選挙を見越していたはずはないのだが、まさに絶妙のタイミングで出版された本だ。2002年の大統領選と、2004年の総選挙を巡るネティズン(ネット市民)の活動を子細に追うことにより、韓国における民主化運動を盧武鉉寄りの観点から詳しく描いた本である。
国民の圧倒的支持を受けて成立した盧武鉉政権が、2004年3月の野党と与党守旧派による大統領弾劾訴追案の可決により、職務停止に追い込まれ、大統領が「自らの信任と結びつける」と明言した総選挙において、実質与党の「開かれたウリ党」が逆転過半数を制し復権を果たすという政局は、「郵政民営化法案」の廃案を小泉首相の不信任案可決と読み替えてみると、彼此の比較ができて非常に面白い。
韓国では候補者の公募が一般的となったこと、落選させるべき主義、主張を持った候補者を落選させようという『落選運動』が起きたことなど、一歩進んだ韓国の民主化運動の様子が判り参考になる。
この本については、こちらのサイトを始めとして色々な批判も多いが、そのあたりも踏まえた上で、韓国においてどのような事が起こっているのか、そして日本人には判り辛い盧武鉉支持派の考え方を知るには格好の本かもしれない。










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