親方日の丸

国際線の航空券を買った場合、航空運賃以外に色んな料金を取られるのはご存知の通り。最近は、テロ犯罪の危険性の高まりや、石油価格の高騰によって、『航空保険料』や『燃油特別付加運賃(サーチャージ)』の徴収額が値上がりしている。

その中でどうしても腑に落ちないのが、成田空港の『旅客サービス施設使用料』だ。現在12歳以上の大人は2,040円、2歳以上12歳未満の子供は1,020円である。昔はこの料金は空港の自動券売機で支払っていたが、現在はチケット購入時に上乗せして徴収される。

子供用の格安航空券が手に入らず、大人用のを買った場合、空港施設の使用者が子供であったとしても、大人用の使用料を徴収され、差額は戻ってこない。これは空港を運営している『成田国際空港株式会社』の約款(ここからリンク)に勝手に決められているのだ。

ということで、なぜそんな取り方をするのか、その会社に聞いてみたところ、次の様な答えが返ってきた。

成田空港ホームページにアクセスいただきありがとうございます。 お問合せいただきました成田空港の旅客サービス施設使用料(PSFC)は、 平成10年12月までは空港の出発ロビーに設置してある券売機等で 購入頂いておりましたが、自動券売機や改札所での混雑緩和、 つり銭の煩わしさや両替不可による外国のお客様などのご不便を解消するため 平成11年より航空券購入時にお支払いいただく方法に変更いたしました。 この変更に当たり弊社と実際の徴収業務に当たる航空会社との間で協議を 行った結果、年齢確認作業に要する事務処理コストの増加、事務処理遅延等による お客様へのサービスの低下が予想されるため、一律に航空券の種類により判断し 徴収せざるを得ないとの結論に至り、航空券種に従って大人・子供の施設使用料を いただくことになりました。 従いまして、子供であっても大人の格安航空券を使用した場合は、年齢に関係なく 大人料金をいただくことになります。 なにとぞご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

何だか手前(空港と航空会社)の都合だけで結論を出しているような気がする。搭乗カウンターではパスポートにより年齢確認はできるのだから、払い戻しチケットを渡して、払い戻し機一つ置けば済むのではないだろうか。相変わらず親方日の丸だ。

と憤慨してみたが、他の国の空港ではそもそも子供用料金の設定が無いのが普通のようである。(航空券以外の費用参照)

それなら成田も始めからそうすれば問題が無くなるのに。もちろん現行の大人料金は、少し値下げしてもらわねばなるまいが。

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