AFP=時事通信によれば、イギリスの通信会社『ブリティッシュ・テレコム』の、未来研究部門代表を務める著名な未来学者が、次のような大胆な予測を明らかにしたらしい。
氏によれば、2050年には、テクノロジーの発達により、人間の脳の持つ全情報をコンピュータにダウンロードすることができるようになるとのことだ。そうなると、人間の肉体は滅んでも、意識は永遠に残ると説明している。
コンピュータに保存された意識は、リードオンリーの静的なものではなく、動的に読み書きを勝手に繰り返すものになるのだろうか。
ここからは私の想像なのだが、数十年後には、コンピュータのサーバールームみたいな所に、大勢の亡くなった人の脳みそのデータが光磁気ディスクの様なものに保存されて、音もなく常時読み書きがなされているという光景が見られるということになる。
それぞれの脳みそは、毎日することもなく暇だから、まるでこのブログの様に、好き勝手なことをネットワーク上にパブリッシュする。すると他の脳みそが「その話は面白いですね。」と勝手にコメントをつける。また別の脳みそが、「私はこういう風に考えてます。」とトラックバックをつけたりする。
これじゃこの世にいるのと全く同じだ。
くれぐれも脳みそデータの管理者は、光磁気ディスクの定期的なバックアップを怠らない様にして頂きたい。「ガシャッ」とクラッシュしたら一巻の終わりだからだ。(いや二巻目の終わりか。)
ちなみに2050年にこのサービスを享受できるのは、金持ちに限られ、貧乏人は2075年位まで待たなければならないらしい。








現在、まったく同じシテュエーションのSF小説を読んでいる最中です。 リチャード・モーガン作、「オルタード・カーボン」。
小説では、脳みそデータを生きているうちに保管しておき、肉体が滅んでも、スリーヴと呼ばれる他人の肉体(それが原題です)にダウンロードすれば、また人生をやり直せるという設定です。おもしろいのは、金持ちはデイリーでデータを更新しており、バックアップも違う場所にいくつも持っていること、また、ちゃんと保険があって、結構普通の人にとってもスリーヴィングは日常であること…。
ノワールタッチがお嫌いでなければ、当面、今年ナンバーワンのお薦めです。
おお、そんな小説がありましたか。この本ですね。
早速読んでみます。ありがとうございます。
順列都市というさらにそれが進んだ状況の小説もありますよ。こっちのほうが近いと思います。