「加藤の乱」

昨日行なわれた山形知事選で、加藤紘一氏が擁立した無所属新人の斎藤弘氏(47)が、無所属現職の高橋和雄氏(74)を破り初当選したという。投票率は前回を大きく上回る接戦となり、ほとんど同数に近い僅差での勝利であったようだ。現職の知事は三選(12年)であり、また国内最高齢の知事のこと。斎藤氏は「県庁改革の断行」を唱えて勝利した。しかしながら私はこの記事を読んだとき、正しく読み解くのに時間がかかってしまった。てっきり中央政界べったりのベテラン知事に、庶民派の新人が立ち向かって勝利したのかと思ったのである。
新聞等によれば、あまりにも地方の知事の権限が強まるのを懸念した国会議員等が、その流れを打破する為に、元日銀行員を擁立したとのこと。ちなみに直近の肩書きは山形銀行監査部副部長である。加藤氏が無理やりポストを作ったのだろうか。何とも政治の世界は難しい。
と思って斎藤氏の顔写真と名前を見ていて、はたと思い出した。氏は以前預金保険機構金融再生部の次長で、タフな交渉が有名だった。頂いた名刺では斎藤の「斎」の字が「齋」であったことを付け加えておく。

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