「問題な日本語」

問題な日本語?どこがおかしい?何がおかしい?
北原 保雄


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地下鉄車内の広告が目にとまり、この本を購入した。著者はジャーナリストではなく、「明鏡国語辞典」を編纂された筑波大学等の先生方だ。このHPのコーナーから生まれた本らしい。
昨今の若者の日本語の誤用を、単に間違っているとして切り捨てるのではなく、なぜそのような使われ方がなされるようになったかについての説明に、重点が置かれている。そしてその誤用が将来一般化していくことについても許容の態度を示している。
私が気になったのは、その誤用の原因の多くが、他人との摩擦を生じさせたくないとの思いから、自分の言いたい事をはっきりと言うのを避けて、わざとぼやかそうとする昨今の風潮から生まれているということだ。
(例えば「こちら〜になります」や「〜のほうをお持ちしました」など。)
誤用しやすい言葉についての説明も明解である。例えば「おざなり」と「なおざり」という二つの言葉は、混同されやすい言葉だが、前者はいいかげんに「する」こと、後者は必要な事を「しない」こと、と並べて説明されると、その違いが頭に残りやすい。
ところで、恥ずかしながら私はこの本を読むまで、「明鏡国語辞典」という辞典のすごさを知らなかった。今まで私が持っていた、「辞書といえば『広辞苑』が一番」という考え方は、もはや古すぎるのかもしれない。早速この辞典を購入することにした。

私の娘達も何げにこの様な言葉を使い始めている。っていうか、私的には是非、娘や家内にも一読させたい本である。

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コメント(1)

トラバありがとうございます。

どこへいってもベストセラーですね。この本は。
変に日本語の正しい使い方を難しく語っていないから、読みやすいし、広く受け入れられやすいんでしょうね。

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