昨日住宅用ISDN64回線を解約し、住宅用プッシュ回線(3級局)に変更した。
今のマンションに引っ越してきた7年半前に、「これからはISDNだ。」ということで、喜び勇んでISDN回線を設置したのだ。しかしながら、程なくしてケーブルTVを導入したのを機に、インターネットの接続もケーブルTV経由に変えたので、ISDNのメリットを全く感じていなかった。通話はほとんどしないし、するとしても私がDDIPocket、家内がauを使っていることから、マイラインプラス契約はKDDIと結んでおり、NTTの基本料金の高さだけが目立っていた。
何度かISDNを止めようかと思ったのだが、屋内配線(いったんデジタルで引き入れたものを、TAでアナログ化して、他の二部屋に引き入れる工事)を元に戻すには、一万数千円かかりますよとNTTに言われ、躊躇していた。その内どこかのADSL業者が、その工事代ももってくれたりしないかなと期待していたからでもある。
ところがついにプッシュ回線に戻す決心をした。将来、マンションタイプの光ケーブルを導入することになった場合、今のISDN回線では引き入れることができないということがわかったことも一つの理由だが、もっと大きな理由は、今年の一月から、プッシュ回線の基本料金が大きく値下がりしたからだ。
NTT東日本のHPによると、いままで2,247円だった基本料(プッシュ回線料込み)が、今月から462円安くなって、1,785円になるという。ISDN64も2,971.5円から2,919円になるが、値下げ幅はたったの52.5円だ。さらにISDN64のナンバーディスプレー付加料は620円であるのに対し、プッシュ回線は420円で済む。今までは大して違いはないかと思っていたのだが、今回の値下げにより、その差は3,539円→2,205円と、1,334円にもなるという。
さっそくNTTに電話して、工事に来てもらった。設置したときに比べ、工事はあっというまに終わった。これなら自分でも簡単にできる作業だと思う。結局屋内工事代は3,015円しかかからなかった。こんなことならもっと早くに変更しておけばよかったと悔やむばかりだ。それもこれもNTTがADSLの普及速度を読み誤り、ISDNという64kしか速度の出ない中途半端な規格の回線を、さも素晴らしい回線だと宣伝し、我々に使わせようとしたからではないのだろうか。ということで、今どれぐらいの加入者がISDNを使っているのか、総務省の情報通信白書で確認してみた。それによれば、住宅用ISDN回線の加入者のピークは平成13年(1,033万契約)であり、その後減少を続けている。
もっと早く止めればよかった。何ともNTTに無駄なお布施をしたものだと思う。
さらばISDN
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