日経ビジネス11月21日号のソフトバンクに関する特集が面白かった。
「アホだと思われるのがベストの戦略」:日経ビジネスオンライン
孫 「iPodに通話機能をつけた、全く新しい携帯電話を作ってほしい。スティーブにしかできないと思っている」
Jobs「外からそんなことを言ってきたのはマサが初めてだ。今は言えないけれど、いろいろと考えているよ」
孫 「日本ではぜひ僕が売りたい」
Jobs「分かった分かった。でもその前に、早く携帯電話事業のライセンスを取ってくれよ」
2005年のある日、まだiPhoneなどという言葉が正式に現れる前から、トップ同士の間でこんなやりとりがなされていたらしい。
ファーストネームで呼び合う二人の関係を考えると、NTTドコモがiPhone獲得で全く太刀打ちできなかったのは無理もない。
その年の末に孫社長は英ボーダフォンと極秘裏に接触し、翌年日本のボーダフォンを2兆円で買収することを発表した。
無謀にも見えたLBOファイナンスによるボーダフォンの買収の裏には、既にiPhoneの独占販売が見えていたようだ。
特集記事の中で印象に残ったのが『戦が始まる前までは「あいつはバカだ、アホだ」と思われるのがベストです。』という孫社長の言葉。
サラリーマン社長には絶対に採ることのできない戦略だ。





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