スティーブ・ジョブズは新製品発表のプレゼンテーションの際、いつも最後に最も重要な新製品を、「One more thing」という切り出しで紹介していた。聴衆もそれを楽しみにしていた。
スティーブは自分の死期が近い事を知っていただろうから、入念にその準備をしていた筈だ。
ここからは私の想像(妄想)だ。
12日から始まるiCoudという新しいサービスがある。
あらゆる物をAppleのクラウド上に置き、どこからでもアクセスできるようにと考えられた物だ。
そこにはiTombというフォルダもできあがっている。
中を開けると墓石のエイリアスが並んでいる。

Steve Jobsと書かれた墓石をクリックすると画面一杯にスティーブの動画が現れてしゃべりだす。
「ようこそ、iTombへ。新しいサービスiTombを紹介する。これはiCloudのメンバーで亡くなった人であれば誰でも利用できるサービスだ。これからはお墓もクラウド上に作る時代になる。クラウド上にあるので、残された家族や友人が場所と時間を問わずに故人のお墓を訪ね、生前の面影を偲ぶことができると言う訳だ。」
「これだけではない。One more thing! 」
「実は今あなたが見ている動画は録画した物では無い。私は自分の脳の中にある記憶、知識、思考回路を全てiTomb上にバックアップした。あなたが見ているのは『iSteve』なのだ。」
「iSteveはあなたとインタラクティブに会話をすることができる。Siriという音声認識機能を使っているので当面は英語、仏語、独語だけだが、いずれ中国語や日本語にも対応する予定だ。」
「今後も新しい新製品のアイデアが生まれた場合には、私から皆さんにお伝えすることになるだろう。」






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