『上海バンスキング』

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シアターコクーンで16年振りに再演中の『上海バンスキング』を見に行ってきた。

再演に気が付いた時には既にチケットは完売状態。立ち見席をネットで購入したが、左側一番後ろ側だったので、立ち見席の中ではベストの席だった。(舞台右側に作られた階段上での演技が多いので。)

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六本木の自由劇場で初演が行われたのは1979年。丁度私が上京した年だ。

吉田日出子氏と言えば、私にはテレビ(ゲバゲバ90分)の人というイメージが強く、かなり上の世代だと感じていた。

大学の構内にはポスターが貼ってあった様に思うが、当時の『自由劇場』に行くことはなかった。

解散間際の『つかこうへい事務所』がギリギリで、もっぱら『夢の遊民社』あたりの世代の芝居ばかりを見ていた。(自分の稽古にも忙しかった。)

役者達が皆楽器を演奏したこの劇の初演を自由劇場で見た人達は、度肝を抜かれたに違いない。

16年前、ここシアターコクーンでの上演を最後に一旦終止符を打たれたこの劇だが、今回当時のメンバーが集まって最上演されることになった。

男性陣の多くはかつらを必要とする様になったが、演奏や演技には熟練の味が。

吉田氏の歌声は、CDに残された昔の声と変わらぬチャーミングな歌声。

上海バンスキング・FIRST 吉田日出子

3時間以上立ちっ放しだったが、全く疲労を感じさせなかった。

30年以上前に、「昔上海はコスモポリタンの魔都であった。」と言われても、今ひとつイメージが湧かなかったが、今の上海を見ると、人々を惹きつけた理由が分かるような気がする。

事前に情報を得ていたので、エンディングは早めにホールに移動して、メンバーの到着を待つ。(一番乗りかと思ったら既に人垣ができていた。)

ここではカメラもビデオもOK。

shbk2.jpg

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集まった人達に『りんごの木の下で』と、『ウェルカム上海』を披露してくれた。

吉田氏からは、「来年も是非やりたいですね。」との発言。果たして来年の再演はあるのか。

もちろん元自由劇場のメンバーでの再演は歓迎したいが、折角のこの戯曲、そろそろ若いメンバーでの上演も見てみたい。

もし私がプロデューサーなら、上野樹里あたりに主役のまどか役をやらせてみたいと思った次第である。


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このページは、durianが2010年3月14日 09:00に書いたブログ記事です。

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