47年目を迎えるフジテレビの『新春かくし芸大会』が、来年正月で幕を閉じるという。
大晦日のレコード大賞や紅白歌合戦とともに、年末年始の風物だった新春かくし芸大会。
視聴率は1980年に48.6%のピークを迎えた後は毎年下がり続け、2009年は何と一桁台に落ちていたという。
この番組のウリは、日頃ツンとすましたジュリー(沢田研二)などの大物歌手達が、年に一度だけはコメディや曲芸に挑戦したりして、普段と違った面を見せる意外性にあった。
ところが最近のタレント達は、一体何が本業か判らない程マルチ化してしてしまい、何を見せられても驚きが無くなったことが番組衰退の一因だ。
『かくし芸』は普段隠しているからこそ『隠し芸』なのである。
もう一つの衰退の原因は、正月に流されている映像は録画であり、その時大物タレントやスタッフ達はハワイやオーストラリアの高級リゾートでふんぞり返っているということを国民が知ってしまったからだと思う。
かと言って、年末年始に格安芸能人の同じ顔ばかり見せられるのもたまったものではない。
テレビを作る側、見る側とも受難の時代になったものである。






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