ほら、やっぱり思った通り。
昨日ストップ高を付け、引け後の決算発表が注目されていたパシフッィックホールディングスだが、皆をじらした挙句19時半を過ぎてから立て続けに13本のIRを発表した。
19:41 当社普通株式の東京証券取引所における市場第一部銘柄から市場第二部銘柄への指定替えの見込みに関するお知らせ
19:45 定款の一部変更について
19:45 (訂正)平成20年11月期 中間決算短信の一部訂正について
19:45 (訂正)平成20年11 月期 第3 四半期財務・業績の概況の一部訂正について
19:45 (訂正)平成20年11 月期 第1 四半期財務・業績の概況の一部訂正について
19:45 (訂正)平成19年11月期 決算短信の一部訂正について
19:45 平成20年11月期 決算短信
19:45 継続企業の前提に関する事項の注記に関するお知らせ
19:45 当社の決算発表の今後の方針に関するお知らせ
19:45 役員人事に関するお知らせ
19:45 平成20年11月26日付投資契約における優先株引受に係る前提条件未充足の状況及び中柏ジャパンとの新たな優先株発行条件の合意に向けた協議について
19:45 平成20年11月期計算書類に対する監査意見不表明に関するお知らせ
19:45 特別損失の発生及び通期業績予想の修正に関するお知らせ
どういう訳だか、19:41に『東証第一部から二部への指定替えの見込み』のIRだけが先行してリリースされ、その中に、『本日付けプレスリリース「平成20年11月期決算短信」で公表しましたとおり、当社は(中略)債務超過となる見込み」と書いてあったが、そんなリリース出てないぞと、ネット上で大騒ぎになっていた。
結局、昨年8月末では533億円あったとされる純資産が、11月決算時点では53億円の債務超過に転じていたという。
高塚社長も退任し、新しい体制で経営を続けるとのことだが、金融機関からの借入に付されている財務制限条項に抵触していることから、一斉に返済を求められる可能性が高い。
その結果、同社取締役会は継続企業の前提に重要な疑義があるということを認めざるを得なくなった。
中柏ジャパンを通じて中国系企業から476.5億円を調達するという起死回生策を発表していたが、12月に6.5億円の普通株式の増資ができただけで、社債270億円を含む470億円の調達の可能性はなくなった。
それをうけて会計監査人は、適正な監査意見を表明する為の合理的な基礎を得ることができないとして、意見を不表明とする旨の監査報告書を作成した。
ところで、この中柏ジャパンという会社は、元産業再生機構の最高執行責任者であった冨山和彦氏が設立した経営共創基盤の子会社であるという触れ込みであった。
冨山氏が絡んでいるのだから中国企業の出資は本物かもしれないと、暴落した株を買い戻した人も多いだろう。
それにしても、昨年来何度も同じ様な事が株式市場では繰り返されているのに、それでも新興不動産株を買おうという人達がいる。学習能力の無い人達ばかりだ。






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