昨夜この一報を目にした時、「J-REITも潰れるんだ。」と驚いた。
一般的に、中身の見えにくい不動産会社の株よりも、資産内容が明らかになっているREITの方が、投資としては安全だと思われてきた。
yuraku_love氏が詳しく分析されているが、昨年末に豪州系のマッコーリーから、池袋と江東区のマンションを馬鹿高値で買う契約をしたことが引き金になったとのこと。
ところで、同REITを運用しているのは、米国の不動産会社『シービー・リチャード・エリス』の子会社である『シービーアールーイー・レジデンシャル・マネジメント』。
REITの名前がニューシティなのは、当初『ニューシティコーポレーション』が中心となってこのREITを立ち上げたから。最近は両社の関係は疎遠になっていたと聞いている。
『ニューシティコーポレーション』とは、その名の通りかつて破綻した興銀系の『新都市開発』の残余資産を引き継いでスタートした会社。昨夜『ニューシティ』が潰れたと聞いて、てっきりこっちの会社が潰れたのかと思ってしまった。
今まで倒産はしないだろうと思われてきたJ-REITが、自ら民事再生法適用を申し立てた影響は大きい。
ところで、今回潰したのは箱である投資法人の方であって、REIT運用会社の『シービーアールーイー・レジデンシャル・マネジメント』は生きている。
倒産の引き金となったマッコーリーあたりが、民事再生法のスポンサーとなって物件全てを安く引き取ったら笑える。いや笑っちゃいけないか。

写真はiPhoneで撮影した六本木一丁目にある本社ビル。







いま、日経CNBCをみているですが、リチャード・クー氏が出てきていて、
かれが、本リートは単純に資金繰りで民事再生に陥ったという表現をしています。
でも、Durianさんの引用されているWEBやBLOGをみますと、このリート物件、やばい、はめ込み物件を扱った当然の結論に見えるのですが。
スルガのように、日本の地上げ屋さんを使うよりもっと悪質な海外の正体不明のブローカーですからね(w。
リチャード・クー氏は麻生総理のブレーンですから、「このREITは単純な資金繰りの問題で破綻した。」と、片付けたいですよね。
LTV50%で資金繰り倒産することを、「単純な資金繰りの問題」としていたら倒産しないのは無借金会社だけになってしまいますよね(笑)
ですが、豪州の会社から買う予定だった200億円オーバーの物件購入資金のめどが立たなかったという意味では「単純な資金繰りの問題」でしょう。こんな話が他のREITで頻発するとは思えません。せいぜいあっても2,3社でしょう(笑)それをクー氏が理解して発言していたかはどうかわかりませんが。
もちろん、総負債の4分の1に相当する資金需要を何ヶ月先からわかっていた上でマネジメントできず、民事再生申し立ての判断をした運用会社の責任は重たいものがあると思いますね。