先週発売の週刊東洋経済に、野口悠紀雄教授が書かれた『グーグルが生んだポスト「超」整理法』という記事が載っていた。
教授はGoogleのGmailのログをデータベースとして活用し、必要なデータは全てGmailの自分のアカウントへメールすることでデジタルオフィスを作り上げているという記事だ。
私も数年前から同じ様な使い方をしているので共感できる。
その記事の中に、「ファックスを送る人とは仕事をしたくない」という挑戦的な見出しで、仕事の相手先に、書類はPDFにしてメールで送る様にお願いしているというくだりがあった。
先週私も同じ様に言いたくなる経験をした。所管のお役所が同業者の協会を通じて、15ページ程の『御触書』をFAXで送りつけてきたのだ。
「重要な部分には網掛けしてあるので、周知徹底する様に」と表紙には書いてあったのだが、役所が協会へ送ったFAXをまたFAXで送りつけてきたものだから、その重要な部分が全く読めやしない。どうやって社員に周知徹底すれば良いのやら。
PDFにしたものをメールで送ってくれれば、社員にも転送することができるのに。
その後協会の方から何も連絡が無かったということは、誰もその御触書を真面目に見てはいないということだろう。







重要な部分を網掛けにしてしまうと、一度目のFAXでもFINEモードで無い限りその部分は潰れますね。通信費をけちるために、おそらく普通モードだとおもいますので。
ドリアンさん、すべてのメールをGmailに預けることには不安がありませんか?Googleにすべての情報をお預けになりますので。
野口先生と同じことを、朝日新聞の夕刊のBe欄で結構取り上げている人がいるのですが。企業がプライバシーマークなどを取得する上で、自社に届く情報を外部に転送するということ(外部からアクセス可能とすることも含めて。)は禁止事項になっていたかと思います。
あと、海外の企業とNDAのやり取りをした経験からすると、ContactのメインはPDFでいいんですが、署名部分のページだけFAXでやり取り(これは、電話の履歴が電話会社に残るのと、FAXでの送信ノイズ - 厳密にはスキャナーの傷や紙のずれ - から偽造ができない。)した経験があります。なお、こちらの方は、FAXの受けはTIFFで電子化して受けていましたが。このため、FAXの再転送をふくめ複数の人に劣化なく可能になります。
野口先生も『グーグルフォビア(グーグル恐怖症)』について触れておられ、自分の情報がグーグルからみてどれだけ価値があるかと考え、それを克服したと書いておられました。
メールサーバーを借りるということは、どこでも同じ問題があるわけで、それならユーザーも多く、皆の監視の目に曝されているグーグルが、一番マシなのではないかと、私は思っています。
以前は海外通販などで、カード番号のやりとりだけは手書きしたものをFAXで送るということが行われていましたが、最近は電子認証を利用することが増えてきたように思います。
Dorianさん、貴重なアドバイスありがとうございます。
「それならユーザーも多く、皆の監視の目に曝されているグーグルが、一番マシ」
この点、気がつきませんでした。目に鱗です。
電子認証は、仕組みを知るほど個人的にはCA局の信憑性や乱数の発生方式がCA局次第という点でひっかかっています。あと、トライブル時、「電子認証(RSA)だら間違いない。」という言い訳につかわれそうで、躊躇しています。
それはそうと、こまかな点で、コメントのフォローありがとうございます。