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です・ます調のやさしい文章で、M&A等に用いられる『企業価値算定(バリュエーション)』のセオリーを分かり易く説いた良書。
セオリーそのものは単純だが、実務で応用するには色々な調整が必要。著者の興銀、ゴールドマン・サックスでの実務経験が生きている。
書かれていることは、5年前に出版された、同じ著者による『MBA バリュエーション』という入門書と同じだが、ライブドアや村上ファンド等の実例が添えられ、一般受けしやすい本となった。(書き上げられたのは彼らの逮捕前。)
TBS問題でつまずく楽天・三木谷氏への評価がちょっと甘めと感じたが、著者が興銀出身だからかも。
「なぜ日本では敵対的買収が受け入れられにくいのか」という点に関して、日本では、未だ年功序列や終身雇用に依存せずに働く人が少なく、自由にやり直しのきく転職市場が未発達で、買収される側の社員の反発を招きやすいからだとの説明が印象に残った。
「個々の日本人が賢い投資家になることが、企業の値付けを正しいものにし、国際社会の模範となる資本主義を導く」との部分が、前作から5年経った著者が、新たに言いたくなったことなのだろう。
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何度も読み直したい本






同期がこういう本を書いているとは知りませんでした。