『吉野家の経済学』

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ブッシュ大統領に牛肉を食べた後の体調を聞かれた小泉首相は、「ベリー・グッド」と答えたとの記事があった。早ければ7月末に米国産牛肉の輸入が一部再開されるらしい。ようやく吉野家(『吉』の字は上が『土』)の牛丼再開が現実味を帯びてきた。

吉野家が牛丼の販売を止めて以来、私は松屋の牛丼に浮気したことも無く、ずっと牛丼断ちをしている。かといって吉野家で代替品を食べることもせず、早く牛丼を再開せよと、無言のプレッシャーをかけているのだ。

それでもよく吉野家は二度目の倒産もせずここまで頑張ってきたものだと思う。その秘密はどこにあったのかを知りたくなり、ちょっと古いが5年前に書かれたこの本を読んでみた。

吉野家の経済学
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やはり昭和55年7月に会社更生法の適用申請を経験し、そこから這い上がってきた安部社長のリーダーシップによるところが大きい。それがなければ今回の米国産牛肉輸入停止で、吉野家は倒産していたかもしれない。

だが、安部社長も米国産牛肉については5年前の時点で大きな読み違いをしていた。

伊藤氏:アメリカのサニタリー・インスペクションというのは、相当に厳しいんですか?

安部氏:ええ。日本とは比べものにならない。だから現段階では、アメリカやオーストラリアの安全性の水準の高さが、ある種の精神的安全性ということですね。もちろん、そうはいっても、アメリカでも狂牛病騒動が起こるかもしれない。でももしそんなことがあれば、連中の場合、徹底的に駆除・分離し、絶対に市場に影響を及ぼさないような対応をすると思うんですね。

それでもこの本は、企業再生の現場を知るには、とても良いテキストブックだと思う。牛丼再開の暁には、是非『続・吉野家の経済学』を出版してもらいたいものだ。

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コメント(1)

日本の吉野家の牛丼が食べたいんです。シンガポールの牛丼、まずくって・・・・・。

紹介されてらっしゃる本、紀伊国屋にあるかみてきます。興味ありますね。

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このページは、durianが2006年6月30日 06:27に書いたブログ記事です。

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