日本で不動産取引を行う場合、㎡ではなく坪を使うことが多い。
普段は1坪=3.3㎡と便宜的に計算することがあるが、厳密には違うらしい。
1坪は6尺×6尺の面積だそうだ。
1尺とは、元々は手のひらを広げた際の親指と中指の間の距離を意味したらしいが、時代によって変遷し、明治になって、1尺は10/33m(約30.303cm)ということに決められた。
随分と親指と中指の間の距離が広がったものだ。
よって1坪は、(10/33×6)² = 約3.305785平方メートルが正しく、逆算すると、1㎡は0.3025坪となる。
ちなみに、韓国でも不動産取引の時には『ピョン』という単位が用いられている。
漢字の『坪』を、韓国語の音読みで読んだものだろう。