マレーシア総選挙

マレーシア総選挙は初の政権交代ならず、首相の求心力低下へ | Reuters

昨日マレーシアで5年ぶりの下院総選挙が行われた。

選挙前は、ナジブ首相率いる与党連合『国民戦線』とアンワル元副首相率いる野党連合『人民連盟』の接戦が伝えられ、半世紀にも及ぶ長期政権の行方に注目が集まっていたが、与党が定数222議席のうち133議席を獲得し、長期政権を維持した。

与党は人口の65%を占めるマレー系を優遇するブミプトラ政策を継続している。

人口の25%を占める中華系の国民(華僑財閥は除く)は、汚職撲滅やブミプトラ政策の廃止を求めて野党側に就いた。

野党は89議席と前回選挙から7議席増やしたが、選挙違反が多発しているとして結果を認めないと表明している。

Facebook上では、多くの中華系マレーシア人が、自分のアイコンを真っ黒に変更し、真っ黒な写真を投稿するなどして選挙結果に対する遺憾の意を表明している。

隣国シンガポールでも人民行動党の政権が長らく続いているが、次回選挙において野党支持者が増えるのではないかということで、固唾をのんでマレーシアの選挙結果を見守っていたようだ。

今回の選挙結果は、与党に一応の安定政権をもたらしたものの、民族間分裂の火種を残したといえよう。

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