iPadの商標

先日、中国広東省深圳の中級法院がAppleの要求を退けたことにより、Appleが中国で同商標を使えない恐れが生じたとのこと。

訴えられていたのは広東省深圳にある唯冠科技(深圳)(Proview Technology (Shenzhen))という台湾資本の液晶ディスプレイメーカー。

AppleがまだiPadを世に出す前の2000年に、台湾の唯冠电子股份有限公司(Proview Electronics (Taiwan))という会社が、EU,メキシコ、韓国、シンガポール、インドネシア等の国で『IPAD』という商標を登録していたという。

そして唯冠科技(深圳)は2001年に『IPAD』を中国で商標登録し、同名称のパソコンも販売していたそうだ。

両者は香港にある唯冠HD(Proview International)の傘下にあるという。

Appleが2006年にiPadを世界中で販売するに際し、唯冠电子(台湾)と英国で訴訟した結果、Appleが敗訴し、唯冠电子(台湾)に420万円を支払うことで、同社の商標権をAppleは買い取った積もりでいた。

ところが、中国に於ける商標権の所有者は、唯冠电子(台湾)ではなく唯冠科技(深圳)であると唯冠科技(深圳)が主張し、2度に渡る裁判の結果、唯冠科技(深圳)が中級法院で勝訴したものである。

Appleは唯冠(台湾)と唯冠科技(深圳)は同一グループであると主張したようであるが、中級法院は別法人であると判断したとのこと。

実は唯冠科技(深圳)は欧州金融危機により売上が減少しており、主要取引先のポラロイドが倒産したことから資金繰り難の状態にあり、銀行管理の状態らしい。

例え勝訴が確定しても何かができる訳で無く、Appleに少しでも高くiPadの商標権を買い取ってもらい、資金繰りを付けたいとの考えがあるらしい。

Appleはお金で解決するのではないかとの噂ではあるが、ここは『iBad』とかいう商標でiPadを中国で売ってはどうだろう。爪で引っ掻いたらBがPになるとか。

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