映画『シャンハイ』

昨日『魔都上海に生きた女間諜』という新刊を読んだ事を書いたが、全くの偶然で昨日から公開の米中合作映画『シャンハイ』を見に行くことになった。

今から70年前の1941年の上海が舞台。

登場人物としては、新聞記者を装う米国諜報員のポール(ジョン・キューザック)、日本軍の大佐タナカ(渡辺謙)、その愛人で実は抗日テロリストのスパイの日本人スミコ(菊地凛子)、日本軍と通じている上海三合会のボスのアンソニー(チョウ・ユンファ)、その妻で実は抗日テロリストのリーダーのアンナ(コン・リー)など人気俳優が出演している。

撮影は2008年5月から行われ、2010年の6月の中国公開を皮切りに、台湾、香港、シンガポール、オランダ、ギリシャなど世界17カ国以上で公開されてきた。

日本での公開が遅れたことが不思議だが、昨年の尖閣諸島での衝突が影響したのだろうか。

公式には「太平洋戦争開戦から丁度70年目の2011年の公開に意義を感じ、また終戦記念日近くの8月20日に決まった」とのことである。

ストーリーは、日本が真珠湾攻撃を行い米国等と全面的な戦争を始める直前の上海の疎開地に於いて、ポールが前任者の死の謎を解き明かそうとする物語。

正直に言うと、キャラクターの設定に深みが足らないのだ。

キャラクターの設定が最初から最後まで変わらず、実はこの男or女はこういう人間であったなどという『どんでん返し』もなくドラマは終わってしまう。

極悪人も登場せず、アンソニーは別として、誰も悲劇的な最後を迎えるということも無い。

これ以上書くと見に行くつもりの人にとってはネタバレになりそうなので止めるが、見に行くつもりが無い人は、この方がブログで書かれた感想を見ると良い。

監督はスウェーデン人で脚本はイラン人。

折角人気俳優を揃えたというのに。

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