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パルコ:森トラスト・イオン要求「社長退陣」 株主と深まる確執 - 毎日jp(毎日新聞)

パルコ、アジア最大級の商業施設会社と提携 実績作り急ぐ

かつてセゾングループの一員であり、現在は森トラストが筆頭株主となっているパルコが、ちょっと面白い展開になっている。

森トラストは、ライバル森ビルのラフォーレ原宿に対抗すべく、2001年のセゾングループ解体に乗じてパルコの筆頭株主となった。

ところが昨年、森トラストの過剰な経営介入を嫌ったパルコの経営陣が、森トラストに無断で日本政策投資銀行との間で資本・業務提携を結び、第三者割当によるCB発行を行った。

そこへ都市型ショッピングモールへの参入の機会をうかがっていたイオンが、パルコ経営陣と大株主との確執をチャンスと見てバトルに参入した。

外資系ファンドが保有していたパルコ株を取得し、自社で持っていた株と合わせて12.3%の保有比率となり、33.2%を保有する森トラストに次ぐ第2位の株主となったのである。

両株主は、社長の交代や役員の送り込み等を大株主として提案した。

パルコは2月決算なので、政策投資銀行がCBの転換をしたとしても、原則5月末の株主総会には間に合わない。

昨日パルコの決算発表が行われ、増収増益となり増配を行うことを発表した。それと同時に、アジア最大のショッピングモール運営会社であるシンガポールのキャピタモールズ・アジアと業務提携をしたことも発表したのである。

キャピタモールズは、シンガポール政府が大株主であるキャピタランドのグループ会社。

中国に53ヶ所のショッピングモールを既に展開しており、これから中国で一緒にショッピングモールを展開しようと提案してきたイオンよりも、力強いパートナーに見える。

パルコは既に1995年からシンガポールのBugisでキャピタランドとPARCO Bugis Junctionを共同運営するなど、気心の知れた仲でもある。

パルコによれば、現時点ではあくまで業務提携のみであり、ホワイトナイトではないと説明している。

森トラストが、イオンではなくキャピタモールズとの連携の方を選ぶ可能性も無いわけではない。

果たしてこの先どうなるか、ちょっと気になる。

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