『龍馬伝』が終わった。
大河ドラマを毎回欠かさず見たのは、14年前の『秀吉』以来の事かもしれない。
視聴率の方はそれ程高くなかった様だが、Twitter等ではずっと盛り上がっていた。
外圧が高まる中、日本の国内で詰まらぬ争い事をしている場合じゃありゃせんじゃろというテーマが、今の不甲斐ない政治状況に不満を抱く大人の思いにマッチしたのかもしれない。
キャスティングも良かった。異色の俳優達をうまく配していた。
それにしても、NHKは最終回のクライマックスシーンで愛媛県知事選の当確テロップを流すとは、無粋な事をしたものだ。
「ピコン、ピコン」という音とテロップに気を取られている内に龍馬が暗殺されてしまった。
開票率0%の時点でわざわざテロップを流す必要もあるまいに。
結局BSハイビジョンでもう一度同じ放送を見ることになった。