『勇退者』求む

景気は回復しつつあると言うが、相変わらず働く者を取り巻く環境は厳しい。

某出版社を早期退職することとなった、たぬきち氏のブログを読んでも判る通り、「去るも地獄、残るも地獄」といった会社が多い。

昨日、いつもの様に上場会社による『適時開示情報』のサイトを眺めていたところ、ある会社のプレスリリースに目が止まった。

勇退者優遇制度申請結果のお知らせ(PDF)

大手海洋土木の五洋建設によるものだが、今年2月に『勇退者優遇制度』を発表したところ、当初予定通り、35歳以上59歳未満の220人が応募したとのこと。

ここでちょっと引っ掛かったのが、『勇退者』という何とも勇ましい言葉。

辞書を引くまでもなく、『勇退』とは、「高い功績を残し一定の地位にまで上り詰めた人が、後進に道を譲ること」を指す言葉のはず。(Wikipedia参照)

「そうか、ついに勇気を持って後進の為に退くことを決心してくれたか!有り難う田中君!」と、涙ながらに人事課長が応募者の手を包んでいる姿が目に浮かぶ。

人事課長のイメージとしては、俳優の渡辺いっけい氏が最もふさわしい。

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