艾未未(アイ・ウェイウェイ)個展

中国の現代アート作家アイ・ウェイウェイさん、森美術館で過去最大級の個展 – 六本木経済新聞

中国の現代美術家・キュレーター・建築家・文化評論家・社会評論家であるアイ・ウェイウェイ氏の個展を見てきた。

昨年、北京オリンピックのスタジアム(通称『鳥の巣』)を設計したことで、国際的な注目を集めた人物である。

会場に入ると紅茶に似た良い香りにまず迎えられる。香りの源は、発酵した普洱(プーアル)茶1トン分を、縦横高さ1mのキューブ状に押し固めたオブジェだ。

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作家:アイ・ウェイウェイ
この写真は Creative Commons 表示-非営利-改変禁止 2.1 日本 Licenseでライセンスされています。

四川大地震で下敷きになったままの子供達を悼む、子供用バックパックを繋いで造った蛇のオブジェも圧巻だ。

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作家:アイ・ウェイウェイ
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上から見ると中国大陸の形に見える様に大木を削った彫刻や、満ち欠けする月に見える穴の空いたタンスを並べたオブジェなど、彼の主要作品26点が展示されている。

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作家:アイ・ウェイウェイ
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新石器時代の壺に工業用塗料で色を付けたり、唐時代の壺にCoca-Colaの文字を描いたり、漢時代の壺を落として壊す連続写真など、既成概念に対する挑戦も鋭く面白い。

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作家:アイ・ウェイウェイ
この写真は Creative Commons 表示-非営利-改変禁止 2.1 日本 Licenseでライセンスされています。

2007年にドイツのカッセルで開催された美術展に、中国全土から選んだ1001人を連れて行って街を歩かせたという『童話』という作品のドキュメントビデオは、2時間以上の長さだったが、最後まで飽きることはなかった。

同じ時にカッセルで展示された1001脚の清朝の椅子というのも、じっと見ていると、まるでそれぞれの椅子が清朝の宦官達の様に見えて面白い。

展示作品数は多くはないが、長編のビデオ作品が幾つかあるので、十分に時間の余裕を見て入館した方が良いだろう。

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