旧モーガン邸焼失

asahi.com:昭和初期の洋館「旧モーガン邸」が焼失 神奈川県藤沢市 – 社会

12日の未明に藤沢市大鋸(だいぎり)にあった『旧モーガン邸』という歴史的な洋館が、何者かの放火によって全焼したとのこと。モーガン氏というのは旧丸ビルなど数多くの有名な建物を設計した米国人建築家で、この建物も氏の設計によるものだったらしい。

10年以上前に藤沢で働いていたことがあり、市内の道はほとんど車で制覇したと思うのだが、この旧モーガン邸というのは知らなかった。大鋸という所は藤沢市と言っても横浜市や鎌倉市に近い東の端にあり、国道一号線から外れると、崖が多くて車が走りにくい所だった様に覚えている。

地元には『旧モーガン邸を守る会』というのが作られ、募金活動をしたり草刈りや見学会などを続けていたようで、HPを見てもその落胆振りが伝わってくる。

ところでこの旧モーガン邸は、財団法人日本ナショナルトラストと藤沢市が保有していたそうだが、その前は、火事で有名になった白木屋を買収したり、火災で大惨事となったホテルニュージャパンを買収した、あの横井英樹氏の所有であったとのこと。1959年に妻名義で土地建物を取得し別荘として使っていたらしい。

バブル崩壊後に、横井氏の関連会社がこの物件を担保に大阪信用組合等から借入をしたが、同組合が破綻したことに伴い、1997年に債権と共に整理回収機構に移管されていたとのこと。解体の危機を救おうと、上記財団法人が、機構から買い取ったという訳だ。

モーガン氏が手がけた横浜の『横浜山手聖公会』の建物も、2005年1月に何者かの放火によって全焼している。

横井氏の話と言い、山手の教会と言い、何だか強く火事に呪われており不気味だ。一冊の小説が書けそうではないか。

カテゴリー: 社会 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です