『恋する文豪』柴門ふみ 著

大学に入り県人会の寮に住んでいた頃、寮生の間で最も人気のあった漫画は、週刊ヤングマガジンに連載中の『P.S. 元気です、俊平』だった。

お茶大の徽音祭に行けば、著者でOGである柴門ふみ氏のサインがもらえるのではないかと思い、漫研を訪ねたのも秘めたる懐かしい思い出だ。

元祖トレンディ・レンアイ漫画家の柴門先生が、武者小路実篤の『友情』から村上春樹の『ノルウェイの森』まで24冊の古今のレンアイ小説の登場人物の心理を分析した(メッタ切りにした)のがこの『恋する文豪』という本だ。

恋する文豪 恋する文豪
柴門 ふみ

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なるほど、やっぱり『P.S. 元気です、俊平』の原点は、庄司薫氏の『赤頭巾ちゃん気をつけて』にあった訳ですな。

この本を読むだけで、24冊を読破した様な気がしてくる。さすがお茶の水大学教育学部哲学科卒。

柴門先生の歯切れの良い文章は、読んでいてとても心地が良い。はて、最近この文章と、とてもよく似た気持ちにさせてくれる文章をいつも読んでいるなということに気が付いた。

今月8日に『ヒューマン2.0』という本を出版される渡辺千賀さんのブログだ。どうも私は才媛に滅法弱いようだ。

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