ナンバーポータビリティ制度スタート

本日24日より携帯電話のナンバーポータビリティ制度が始まる。幾つかの調査機関が携帯加入者に事前アンケートをとったところ、面白い結果が出た。

例えばアップデートモバイルマーケティングデータ研究所によれば、同制度を利用するとしたユーザーは3.4%に過ぎなかったという。6月の同調査では22%あった利用希望者が、時が経つにつれて低下したのだという。

一方、ロイターCo. Japanの調査によれば、最近でも22%のユーザーが利用を希望しているという。

更に興味深いのが、アップデート社の調査では移転の結果、au、DoCoMoの順で純増し、ソフトバンクが純減するとしているのに対し、ロイター社の調査では、au、ソフトバンクの順で純増し、DoCoMoが純減するというところだ。

実は両者の調査の母集団がかなり違うのだ。前者が男女比が1:2で、年齢層が満遍なく選ばれているのに対し、後者は9割以上が男性で、年齢層も40歳以上が65%を占めるというのだ。

私なりに解釈すると、女性はこの手の物に関しては面倒くさがり屋が多く、色々と話を聞いている内にコンテンツの移行が難しいのに気付き、「やっぱりこのままでいいや」と思う人が多かったことや、特に女性は携帯のメールアドレスをメインのアドレスとして使っている人が多く、MNP制度ではそのアドレスが引き継げないことが分かってきた為ではないか。

一方で男性は、会社や自宅のブロードバンドのメールアドレスをメインとして使う人が多く、MNP制度によって携帯のメールアドレスが変わることを余り気にしていないことや、携帯キャリアが提供するコンテンツにあまり執着していないからではないかと思うのだ。男性は番号のポータビリティ性よりも、MNP制度開始に伴う新しいサービスに期待ししているとも言えよう。

かく言う私は070で始まるウィルコムのユーザーであることから、MNP制度は高見の見物である。願わくば、MNP制度の開始によりソフトバンクが窮地に追い込まれ、とんでもないサービス、価格設定で対抗するなんてことになれば、もう一台サブでソフトバンクを持ってもいいなと思っていた。

やはりソフトバンクは対抗策を準備していたようで、昨夜の記者会見で『予想外割』なんていう、ウィルコム加入者間の話ホーダイ、誰とでもメールしホーダイのサービスに対抗する、月額2,880円での使いホーダイプランを発表した。(但しメールは同業者間のSMSのみ。)

私としては、パケット定額サービスでの大幅値下げもあるのではないかと期待している。そしてドコモやauがソフトバンクに対抗して、どの程度超過利潤を吐き出すのかという点も見ものである。

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