与党が大勝 得票率は低下

昨日シンガポールで議会(一院制)の総選挙が行われ、即日開票の結果、与党の人民行動党(PAP)が84議席中、82議席を獲得したとのこと。

PAPの勝利は1965年の独立以来10回連続だが、目標とした残り2議席の獲得に失敗。得票率も67%(前回比8%減)にとどまった。詳しい得票結果はここ

今回の選挙は2004年8月にリー・シェンロン首相が就任して以来初の総選挙であり、いわば彼の信任投票とでも言うべきもの。前首相と共に必死の選挙活動を行った結果、一応の信任を得たものの不安材料を残す形に終わった。

今回の選挙では、Blog等で選挙活動をすることを固く禁じていた。自由に議論することを許せば、世論が過激な方に流れるのではないかと恐れたのであろう。

選挙と言っても誰が誰に投票したかがわかるシステムらしいので、その中でPAPに反対票を投じるのは結構勇気がいるはずだ。だが、それでも反対票を入れる国民がいるということを知り内心ホッとした。

野党は30%を超える票数を得ながら、たったの2%の議席しか得ることが出来ないわけだから、国民の鬱憤はかなりたまっているように見える。だが、実際に政権交代を望んでいる国民はそう多くはないだろう。

ところで、どこかのニュースで、リー首相の息子が、反対陣営の演説会を見に行ってしまったという報道を見た。首相に叱られたとのことだが、もしかして度量の広いところをわざと見せようとしたのか、それとも偵察にでも行ったのであろうか。

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与党が大勝 得票率は低下 への2件のフィードバック

  1. Kiasu のコメント:

    今朝の新聞でもリー首相が両手を挙げて喜んでいる写真が載ってましたが、内心どうだったのでしょうね。自分の予想した結果よりよかったのか悪かったのか?

    それにしても今回は前首相ゴー・チョクトンも必死に国民に脅しかけてましたよ。相当建国の父からも圧力があったのでしょうね。

  2. durian のコメント:

    シンガポールは一枚岩の様に思っていましたが、3割の人が野党に投票しているなんて意外でした。

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