外資に買われた銀行

韓国では、破綻によって一時国有化された金融機関が、ファンドによって買収・再生された後、CITIの様な大手外資系金融機関に買い取られるという動きが続いている。日本より更に一歩進んだ状況にあるという訳だ。

第一銀行もその一つで、旧英連邦諸国を中心に世界的に活躍する、Standard Chartered Bank(以下SCBと略す)に買収された。その結果SCBのソウル支店と、第一銀行が合併し、SC第一銀行という名前になった。

先週末の朝鮮日報にとても面白い記事があった。買収された第一銀行の労組が、SCB出身の役職員の職位が、第一銀行と比べて高すぎると不満をもらし、職位の調整をしないとストライキを行うと、息巻いていたのだ。

協議の結果、SCBは役員の職位の呼称を一段階ずつ引き下げた。同時に、SCBの副部長以下の職位については一段階ずつ引き上げることにしたらしい。外資系の常で、外からの外人は超好待遇で迎え入れ、現地採用の人間は、年功・経験などは考慮されず、ずっと低い扱いだったのだろう。

これで一件落着したかと思うとそうでもないらしい。第一銀行側の労組は、第一銀行出身者の職位も上げてくれなくては不公平になると、本店ロビーにテントを張ってストライキを行っているらしい。韓国に進出する外資は大変だ。

カテゴリー: アジア タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です