NHKテレビ「アジア語楽紀行」

NHKテレビ アジア語楽紀行ーバリ・旅するインドネシア語 (2005)
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私は大学生の頃、一時ここの組員をしており、毎年夏になると、新宿西口三井ビルの下の『55広場』で、インドネシアの『ケチャダンス』を踊っていた。昨年TVから姿を消した、この弁護士も、同じ年に入門した組仲間だった。

ケチャというのは、インドネシアバリ島の舞踊劇の一つであるが、意外と知られていないのは、この舞踊劇は、『悪魔の島』(1931年)というドイツ映画の為に作り出された、比較的新しい物なのである。

同島に伝わる悪魔払い儀式『サンギャン』を改変し、男性の輪の中で『ラーマーヤナ』物語の舞踊を踊るというスタイルを考案したのは、バリ島に魅せられたドイツ人のヴァルター・シュピースである。彼については、平凡社新書の『バリ島芸術をつくった男』に、とても詳しく書かれている。

ケチャは古バリ語やサンスクリット語で謡(うたい)が唄われるのだが、今のバリ語による現代世相を織り込んだ翻訳(語り)が付く。バリ語はインドネシアの公用語(マレー語又はムラユ語)とは多少異なるものらしい。私たちは、インドネシア語のイの字も知らないのに、テープから台詞を書き写して上演していたのである。

インドネシアを再び襲った地震のニュースに接し、そんな事を思い出していたら、書店の棚でこのNHKテキストが目に入った。4月の毎週火・水・木の12回、夜23:55〜0:00と短いが、インドネシア語の『語楽番組』をやるらしい。時間があれば(忘れていなければ)見てみよう。

ところで、インドネシアについてネット上で詳しく知りたければ、このページが良いと思う。個人がライフワークとして作ったものだが、その情報量には圧倒される。

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NHKテレビ「アジア語楽紀行」 への2件のフィードバック

  1.  Road to Gunung Agung のコメント:

    アジア語楽紀行

     ← 4/5(火)からNHKで始まる
        インドネシア語講…

  2. Yoshihiko Mino のコメント:

    素晴らしい企画の語楽紀行楽しく拝見させていただいておりますが、毎日5分間だけ見ることは大変難しいですが、先日偶然インドネシア語の総集編を見て感動しました。次回総集編をビデオテープに録画したいと思いますので、今後の放送予定を教えて下さい。タイ語、ベトナム語の総集編の放送予定も併せお知らせください。大阪府三野喜彦

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